【第2回】知ってましたか?脳と手の関係と男女交際
脳と人間の感覚の関係?!―奇妙なこびと「ホムンクルス」―

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「手が異常にデカい!」「足がほっそい!」「くちびるがぶ厚い!」
いったい何なのこの人形?って思いますよね(笑)。実はこれ、ある研究データを基に再現された「ホムンクルス」と呼ばれるこびと。

アメリカ生まれのカナダの脳神経外科医ワイルダー・ペンフィールドが研究し、脳と人間の感覚の関係を表しています。

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「痛い」とか、「温かい・冷たい」といった感覚や、「押されている(圧覚)」といった物に触れたときの感覚、ざっと言えば「触覚(体性感覚)」という感覚は、皮膚などが感じた体のそれぞれの場所から電気信号となって「体性感覚野」と呼ばれる脳の部分に運ばれます。

それ以外にも、体性感覚野には筋肉や関節などの体の内部の感覚(深部感覚)も送られます。その体からのインプットが、体性感覚野のどの部分で、どのように受け止められているのかを表したのがこの人形です。

大きい=敏感な場所

ペンフィールドは、ヒトの大脳皮質(Cortex:脳の感覚をつかさどる部分)を電気で刺激して、感覚と脳の関係を調べました。大脳皮質にある運動野と感覚野は並んでいて、密接に関係しています。言ってみれば、感覚を脳にインプットする役割が感覚野で、それによって体を動かすなどアウトプットの役割が運動野です。ペンフィールドの研究で、体の部分の感覚の割合や配置は、感覚野と運動野でとても似ていることがわかっています。

このこびとの体の部分の大きさは、この大脳皮質運動野、および感覚分野の中でそれぞれの感覚が占める割合も表しているので、感覚が敏感な手や舌、くちびるが異常に大きく表されているこんな“キモかわ(?!)“な人形になっているんですよ(笑)。例えば口は、話すときや食べるときなど敏感に察知しなければなりません。反対に背中などはあまり敏感な場所ではありません。これは、この人形で大きく表されている部分がコミュニケーションを担う場所だからではないかと考えられています。

手に対するアプローチは脳にも影響するの?!

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このこびとの手が異常に大きいことでもわかるように、手はいろいろな感覚を受け取る場所で敏感です。では、手への刺激は脳にも影響するのでしょうか?
恋愛にあてはめて考えると、実はあてはまることがたくさんあるんです。
例えば。。。手をつないで歩いたときに(彼氏じゃなくても!笑)「なんかイライラが収まった!」なんて経験ありませんか?

その他にも、ある研究によれば「敏感肌が改善した」なんてこともあるそうです。これはストレスホルモンでもあり、敏感肌の原因でもある「コルチゾール」という物質の分泌が、手をつなぐことで減ったからだと考えられています。さらには、心臓や循環器系、脳にも影響を与えるとも言われています。

ちなみに「オキシトン」という物質は、「幸せホルモン」「恋愛ホルモン」とも呼ばれていて、手をつなぐとオキシトシンが増加する働きがあります。好きな人と手をつなぐって、恋愛中ならそれだけで幸せですよね。さらにこれがたくさん分泌されれば、相手への信頼度があがり、素敵な恋愛関係を保てるかもしれませんよ!デートの時はぜひ手をつないで歩いてくださいね。

※出典:http://iheartintelligence.com/2016/02/10/holding-hands/

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